時を纏う白磁、青の静謐（せいひつ）。日本の感性が昇華させた、東洋の至宝
歴史と現代の交点。中国陶磁器の頂点、景徳鎮青花（せいか）磁器が持つ千年の伝統美と、日本のクラフトマンシップが融合した「光を灯す芸術作品」です。
世界が渇望した白と青のコントラスト、その洗練された藍彩文様を現代の空間へ。
本製品は、日常の中に「風雅なる静寂」という名のラグジュアリーをもたらします。
真鍮の経年美と磁器の不変の美が、使うほどに深みを増し、貴方のコレクションピースとして時を超えて価値を灯し続けます。
【伝統工芸の証：景徳鎮 青花磁器シェード】
本製品の心臓部である陶器シェードは、中国・景徳鎮の熟練の職人の手で、一点ずつ丁寧にロクロ成形され、高温で焼き上げられます。
青花の「藍」：描かれる藍色の文様は、鉄分の少ない高品質な酸化コバルト顔料（呉須）を使用。
鮮やかでありながら深みと奥行きのある「藍彩」を表現しています。
緻密に描き込まれた「牡丹唐草紋」は、古来より富と繁栄を象徴する吉祥文様であり、貴方の空間に尽きることのない福を招き入れます。
白磁の「玉」：シェードの素地は、光を優しく透過する上質な白磁。
点灯時には内側からも繊細な文様が透け、磁器でしか味わえない幻想的な光のテクスチャを創出します。
【素材への徹底したこだわり：真鍮と日本の技術】
■ 真鍮ソケット：経年美という名の哲学
シェードを繋ぐソケット部には、無垢の真鍮（ブラス）を採用しました。
真鍮は使用するうちに酸化が進み、使い込む人だけの落ち着いたアンティークゴールドへと表情を変えていきます。
この自然なエイジングプロセスが、白磁の純粋な美しさと相まって、時の流れを楽しむ大人の空間を演出します。
■ 日本の最終検品とアセンブリ
景徳鎮で焼成された芸術的なシェードは、その後日本の専門工房へ。
電気配線、真鍮ソケットとの結合、耐久試験、そして最終的な外観検品まで、日本の厳しい品質基準に基づいて一点ずつ手作業でアセンブルされます。
これにより、東洋の伝統美と日本の信頼性を両立させました。
【高感度な空間への提案】
本製品は、空間に「陰影礼賛」の美意識を再現することにあります。
陰影と風雅：低い位置に吊るし、テーブル面や壁に青花模様の影を落とすことで、和室、洋室を問わず、格式と詩情のある雰囲気を生み出します。
推奨空間：個人邸のダイニング、静かな書斎、ギャラリー、高級料亭の個室など。1灯もしくは複数使いで、空間の格調を高めます。
【取り扱いと注意点：美を保つために】
陶器の表面に貫入（微細なクラック）が発生するのを防ぎ、藍彩の美しさを永く保つため、高温になる白熱球は絶対に使用しないでください。
推奨光源：LED電球（40W相当まで）。LEDの進化により、低熱で明るく美しい光を得ることが可能です。
備考: ※近年のLEDは、高出力・高演色・広配光で進化が進んでいます。40Wでも高輝度。LEDなら白熱電球100W相当の明るさを実現できます。
メンテナンス：陶器シェードは柔らかい布で優しく乾拭きしてください。真鍮は磨きすぎず、自然なエイジングの風合いをお楽しみください。
【商品仕様】
商品名：風雅なる藍彩（らんさい） 景徳鎮青花の吊り灯
生産国：陶器シェード：中国 景徳鎮（青花磁器）
最終加工・検品：日本
主要材質：陶器（青花磁器）、真鍮（ソケット部）、布コード（より線）
陶器シェードサイズ：直径 23 cm × 高さ 6 cm
全体の高さ: 13 cm（シェード本体＋上部真鍮ソケット含む）
コード長さ: 約 60 cm（より線布コード／ブラウン）
重量: 約 0.7 kg
ソケット規格：E26（真鍮ソケット）
適応空間目安（約）:１畳前後～８畳程度
【その他】
電球は付属していません。初期不良のみ交換させていただきます。
■ライティングレール仕様へのご変更をご希望の方は、ご購入前にご相談くださいませ。
また、コードの長さ変更や仕様調整にも対応しておりますので、設置環境に合わせたご希望がございましたら、お気軽にお申し付けください。
なお、仕様変更には別途追加料金が発生致します。内容に応じてお見積もりいたしますので、ご購入前にお問い合わせくださいませ。